病気・症状
困った時はココ
診療の方針
診療について
- 診療・相談は5種類
- めじろ台診療(八王子)
- 電話相談
- フォトチェック
- 健康診断
- 移動式診療
- 往診
- バイオレゾナンストリートメント├ 受診中の愛犬・愛猫用
└ 季節パック(元気な子/
受診してない愛犬・愛猫用) - プロによるしつけ・食事相談
- 対応できないこと
- 診療前の写真撮影方法
手作り食
サプリメント
フード
実践で役立つ学び
食欲が無くなったときは?
年末年始、お休みしていたのですが、食欲が無くなったという電話相談を何件か受けました。
病気の時は食べさせない!
年末年始、お休みしていたのですが、食欲が無くなったという電話相談を何件か受けました。
ここで基本的なことを確認していただきたいのですが、自然界において動物は具合が悪いと判断すると、葉っぱを食べて、最近食べたものを吐き出し、じっとする、という行動に出ます。
ですから、あなたのペットが何かを食べなくなるというのは、何か思うところがある可能性があるのです。
それが自然なことなんだということを知らない飼い主さんは、すぐ病院に駆けつけて、「この子の食欲が無くなりました。食欲を出させる薬を下さい…」なんて言うんです。
消化のプロセスというのは私たちが思っている以上にエネルギーを要する活動で、フルマラソンをするよりもエネルギーを消費するのです。
ですから、そんなことにエネルギーを使うんだったら、体のメンテナンスに使いたい!と身体が判断して、食べないんです。
「食欲が無くなりました、どうしたらいいですか?」
水分補給だけ十分にやって、食べたくなるまでじっとさせてください。あれこれいじるのは、当の動物たちにとって、迷惑でもあるのです。
「だって、あげると食べますよ!」
と言う声が聞こえてきそうですが、それは、そうすると飼い主さんが喜ぶからかもしれません。とにかく、食欲が無くなるのは、なにか原因があるわけですから、無理に食べさせないようにするという知識を覚えておいてくださいね。でないと、逆に弱ります。