病気・症状
困った時はココ
診療の方針
診療について
- 診療・相談は5種類
- めじろ台診療(八王子)
- 電話相談
- フォトチェック
- 健康診断
- 移動式診療
- 往診
- バイオレゾナンストリートメント├ 受診中の愛犬・愛猫用
└ 季節パック(元気な子/
受診してない愛犬・愛猫用) - プロによるしつけ・食事相談
- 対応できないこと
- 診療前の写真撮影方法
手作り食
サプリメント
フード
実践で役立つ学び
脂肪腫について
3才になるコーギーの女の子です。8ヶ月の時に避妊手術をしています。体重は14kgで少し肥満気味です。
脇腹のところにしこりがあり病院で脂肪腫といわれ切除しました。原因は不明といわれました。
また瞼の上に小さいですがおできのようなものがあります。できる度に切除するのがかわいそうでなりません。何か良くなる方法があれば教えて下さい。普段の生活は、室内飼いで日中はお留守番です。
食事は1日4回(一度にたくさん食べると吐くので、少量ずつわけています)ドッグフードにキャベツ・にんじん・わかめ・鳥のレバー・鳥の胸肉を混ぜてあげています。キャベツ等はやわらかく煮こんでいます。
(味つけはなし)
宜しくお願いいたします。
食べ過ぎか、運動不足でしょう。
私の経験ですが、脂肪腫は、
「代謝が悪い→身体に部分的に脂肪が貯まる」ケースが多いように感じます。ということは、
「代謝を上げる→体内の脂肪利用が上がる→脂肪の塊が小さくなっていく」ということが考えられるということです。
この子のポイントは
●「少し肥満気味」であると飼い主さんが判断されている
●原因は不明
●あちこちにできてきている
●運動量が少ない(と思われる)
といったところでしょうか?
当院で往診・電話相談したケースでは、
●運動量を増やす
●食事中の脂肪量を減らす
●一日の摂取水分を増やす
ことで改善されているケースがほとんどです(もちろん、100%ではありませんが)。
今回のケースの場合、ドッグフードをごはんや野菜に変えることで解消されるのではないかと思われます。
充分な運動が難しいならば、食事の量を減らすか、摂取カロリーを減らすというのは、人間も動物も一緒かもしれませんね。
あと、夜に食べ過ぎないことも重要です。