よくある質問Q&A

指間胞膿について

  アイリッシュセター3歳 オス 去勢済みです。 
指間胞膿に何度もなり、そのたびに抗生物質を服用して治療しております。雨などで濡れることが原因のように思い、雨天の日は犬用ブーツで散歩に行きますが、また、本日なりました。舐めるため血膿が出て気づいたのですが、何か食事療法がありませんか?

雨で濡れることが直接の原因ではありません。

解説

  いただいた情報だけでは、情報量が不足しており、正確な答えにならないかもしれないという不安がかなりあります。その点をご理解いただいた上で、お読みください。

  私の経験ですが、今までもこの様な症例を沢山診てきました。その経験上、これは、
   「指の間から排毒しているのが痒くて舐めすぎる」
ことが原因ではないかと考えています。

  人間は全身から発汗しますが、イヌは指の間に汗腺が多くあるぐらいです。ということは、身体に溜まった「排泄すべき老廃物」の中で、尿で出し切れない老廃物が汗、涙、鼻水などとして排泄されます。ですから、指の間からもいろんなものが出されているのです。

  特に、代謝が落ちている、肝臓の解毒能が弱っている、排尿がうまくいかないなどで、尿からの排泄が充分でなくなると、代償的に指の間から老廃物が出される様です。

  すると、痒くなるので、舐める→舐めすぎる→腫れるというように症状が進行していきます。
  ですから、雨で濡れることが直接の原因ではありません。
  実際拝見していないので、何ともいえないのですが、
●「出す」ことに注力する
●腸の状態を良くする
●肝臓機能を強化する
●排尿を促進させる
●オメガ3系脂肪酸を摂取させる
●免疫力を高める
といったことを考える必要があるかもしれません。

  指の間だから、そこだけ診ればよいのではなく、全身でどのようなことが起こっているかを考え、あらゆる原因を想定した上で対処する必要があるのです。

  今までも同様のケースを何例もお手伝いしておりますが、上記のようなポイントを状況に合わせてチェックすることで、いずれも半年以内に完治しています。そして、体質が変わるため、再発もしなくなっています。

  ただ、このことは、対象が生き物ですので、もちろん100%ということはあり得ません。でも、いまのところはうまくいっています。

TOP