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手作り食
サプリメント
フード
実践で役立つ学び

通常、ドライフードを食べていても多くの子は見た目元気です(この理由はまた機会を改めて、どこかでお話しさせていただきます)。
ただ、体調不良になったときに、手作り食にすると健康を取り戻すことが少なくありません。この大きな原因は、ドライフード(含水率10%未満)が手作り食(含水率80〜90%)に変わったこと、つまり摂取水分量が増えたために、尿排泄がスムーズになったからと考えられます(もちろん、他の理由も考えられます)。
体調不良の多くはこのステップだけでも変化しますが、中にはそれだけでは十分な変化が得られない事があります。そんなときは2ndステップに進みます。
当院の診療では、どんな体内汚染があるかを推測可能です。
例えば、
この皮膚のかゆみは何の汚染が原因なのか?
重金属なのか、重金属なら何が原因なのか?
水銀なのか?水銀ならばどこから入ってきたのか???
そんなことを丁寧に探ってみると、何が出せずに体内にたまっているのでこの症状につながっているのかが推測出来ます。
それだけではなく、この子のケースでは何を使ったら原因物質の排除に作用するのかも、リアルタイムで推測可能です。
当院では、化学物質、病原体、重金属の排除に作用するペット用サプリメントをご用意しております。ちなみに、4番の静電気は、長毛種ではバチバチと気になることがあろうかと思います。これも、順調にデトックスが進行すると無くなります。申し遅れましたが、毛の静電気は重要な体調悪化サインのひとつです。
また、2番の病原体対策として、口内ケアは全ての犬・猫に必要なものとお考えください。具体的には
● 歯周病菌の殺菌
● 乳酸菌リッチな口内環境を作る
この2つが重要です。
もちろん、5番の活性酸素対策も重要です。
水分摂取とデトックス、ここまでやれば、ほとんどのケースで症状に変化が出てきます。しかし、これでも飼い主さんにとって納得いく結果にならなければ、次の3rdステップに進みます。
人間でタバコを吸って100歳でも元気という方もいらっしゃれば、健康に気を遣っているにもかかわらず病気がちな方もいらっしゃいます。
私自身もカビたパンを食べても何ともなかったり(それはそれで心配ですが…)、インフルエンザに感染・発症した方々と2日間部屋を共にしても元気なままだったりする一方で、安い肉を食べると1時間以内に腸内洗浄が始まるという、一個人の中にすら、丈夫なんだかデリケートなんだかわからないという現実があります。
なぜこの違いが生じるのか?なかなか答えが見つかりませんでした。
しかし、2ndステップでお話しした体内汚染の状況を探る過程で、個々で刺激に対する体内の反応が異なることがわかってきました。具体的には、生理活性物質(サイトカイン等)の体内動態が個々で異なるのです。この様な理由から、同じものを食べて下痢をする子がいれば、排便に変化がない子も、便秘になる子もいるのです。
そして、その分泌調整も個々の事情に応じて、リアルタイムでコントロールができたることが理想です。
当院の診療では、十分な水分摂取と、デトックスが終わったところで、身体の反応を調整することで、体質改善につなげます。
ただ、個々でこの様に、物質的にできることをトコトンまで行ったとき、まだ症状が残っていれば、最後に取り組むべきものがあります。それが精神的なストレス対策です。
物質的にできることをトコトンやり尽くしてもまだ状況が満足行く状態になっていない場合、今度は精神的な部分が重要になってきます。
飼い主さんの悩みごとを解決すること、ペットの精神的な負担を軽くすることで、状態に変化をもたらすことが期待されます。