フィラリア症は心臓病です!
心臓の動きが悪くなる→咳がでる→腹水が溜まるなどの症状になってきます。
徐々に悪くなっていくタイプもありますし、突然ぐったりして、血色素尿がでて一日以内(ひどいと数時間)で死んでしまうこともあります。
ですから、感染すると非常にやっかいで、怖い病気です。
ミクロフィラリア(犬体内)→感染幼虫(蚊体内)→成虫(犬体内)
フィラリアという虫は、犬の体の中で生まれてから、一度、必ず、『蚊』の体内に入らないと、『成虫』にはなれません。
フィラリアに感染した犬がいる
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血液中に『ミクロフィラリア』というフィラリアの子供がいっぱいでてきます
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血液一滴の中に数百匹いるぐらい大量にいます
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その血液を蚊が吸います
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蚊の体の中で何度か脱皮したりして、『感染幼虫』というものに成長します。
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その蚊が他の犬を刺します
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その時、唾液と一緒に『感染幼虫』がその犬の体内に入っていきます。
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体内を移動しながら成長し『約2ヶ月』ほどで『成虫』になります。
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最終的には心臓に住み着きます
ミクロフィラリアは怖くありませんけど、他の犬への感染源になります。
フィラリア症は心臓病です!
「フィラリアが成長して、成虫が心臓に住み着きました」という 状態をフィラリア症といいます。
血液を一滴採って、顕微鏡で見て、ミクロフィラリアが見つかれば、心臓に成虫がいる証拠になります!
成虫がいても、ミクロフィラリアが見つからないこともあります(まれですが)。なので、最近では、虫の表面の蛋白を検出するキッ
トで検査をすることもあります。
これはフィラリア症であることになります。
放っておけば症状がでてくる可能性が高いということです。
治療の方針としては、
1.予防だけ続けて、今以上には増えないようにして、フィラリアの寿命を待つ(約5年)
2.成虫を、強い薬を使って殺す
1.の良い点:強い薬を使わないので、身体に負担が少ない。
1.の悪い点:約5年間の間にいろんな症状がでてくる可能性があるもしかしたら、急死する可能性もある。
2.の良い点:一ヶ月程度の治療が終わったら、体内にフィラリアはいなくなるので、心配が無くなります。
2.の悪い点:薬で犬の具合が悪くなる可能性がある。心臓に沢山虫がいた場合に、一気に死んでしまって、血管に詰まる可能性があります。
どちらにしても、フィラリアが住み着いている間に、少しずつ心臓には小さな傷が付けられていきます。ですので、長い間フィラリアが暮らしていた心臓は、治療が無事に終わっても、完全に元通りにはなりません。
このように、一度感染してしまうと、とても大変です!
・予防薬というのは『駆虫薬』です。
・予防薬を飲ませたからといって、蚊に刺されないわけではありません。
・蚊には刺されます!
・フィラリアの『感染幼虫』や『ミクロフィラリア』は、成虫になってしまう前であれば、その『駆虫薬』でやっつけることができます。
・成虫になると普通の駆虫薬では死にません!
・月一回の予防薬というのは、それまでに刺されて、体内にいる『感染幼虫』を成虫になる前にやっつけるためのものです。
・成虫を殺す薬というのは、ヒ素が含まれている薬で、犬にも負担が大きい薬です。