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ペットフードを与えたことに対して、ここまで思い詰める必要はないと思います。というのは、私はペットフードが悪いとは思っていないのです。ペットフードだけを食べ続けて、元気に一生を過ごす子も沢山います。
ただ、体質によっては、市販フードの処理が、その子の処理能力の限界を超えることがあるのです。そのときに別の選択肢が少なすぎるので、新たな選択肢として、バランスの取れた手作り食はいかがですか?というのが、あの本の主旨です。
実際、本にも書いてあるとおり、フードの手軽さは非常に魅力的です。手作りされている方も、ときどき、あの手軽さを懐かしく思われることがあるのではないでしょうか?
私が往診した先で、アレルギー性皮膚炎で、アレルギー反応検査でほとんどの項目が陽性となった子が、数ヶ月手作り食を食べて体質改善し、今では、ペットフードを食べても痒みが全く出ない子が何頭もおります。
もちろん、治ったあとも、手作り食を続けていらっしゃる方が多いのは事実ですが、私としては、飼い主さんの選択肢を増やした、という認識でおります。
もう一度復習しますと、
●ペットフードが悪いのではない
●しかし、ペットフードが合わない子がいるのは事実
●そのときは、フード以外の選択肢を取るのが肝要
●その選択肢の一つとして、「手作り食」はいかがですか?
ということです。
「今までペットフードを与えてきて悪いことをした」などと反省しなくても大丈夫です。そのときそのとき、その子その子の状態に合わせて、できるだけ最善の方法を選べばよいことです。本を読んでくださった方々には、手作り食という選択肢が一つ増えたわけで、強みになることと思います。これからも大事な家族の一員のために、楽しくがんばってくださいね。
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