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「生きるか死ぬか」の自然界を生き抜いてきた動物には「食べられるときにはできるだけ食べておこう」という本能が働いています。大自然の中で生きていたら、しばらく食事にありつけないことも多く、自然と断食する形になります。そのため、太ったり、やせたりを繰り返しているのが普通なのです。
しかし、毎日充分な食事にありつけてしまうとなると、人間と同じで、いつも満腹状態の「過食」の害が発生します。
「過食」は何につながっていくでしょうか? まず、「肥満」という問題があります。ご存じの通り、「肥満」は生活習慣病をはじめとする慢性疾患の元凶です。ひどくなると呼吸が苦しくなることさえあります。
また、過食することで「血液が汚れ」さまざまな病気の原因となります。さらに、消化能力を超えて食べてしまうことで、消化不良、腸内異常発酵を引き起こし、腸の中で腐敗菌がどんどん増えることになります。多くの飼い主さんが気になっている体臭も腸内異常発酵が原因かもしれません。
「食べたいだけ食べさせる」方針は明らかに病気につながっていくのです。
本物の自然が「やさしさ」だけでなく「厳しさ」を兼ね備え、その厳しさで動物の体調をバランスさせていたように、飼い主さんも、ときには断食させるくらいの厳しさを持つことが本当の愛情なのかもしれません。

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