こんにちは、須崎です。 戸田さんの人となりを感じ取って頂きたく、須崎との対談を掲載させて頂きます。 |
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| 「須崎」 |
戸田先生のお仕事についてお伺いしたいと思います。戸田先生は犬のトレーナーとしてご活躍されておりますが、こんなこと言いにくいかもしれませんが、ズバリ、戸田先生の独自性と申しましょうか、他のしつけ教室と違う点はどんなところにありますか?『こういうことができて、それで尚かつ、ここが他とは違う』の両方を教えていただければうれしいです。 |
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| 「戸田」 |
褒めるしつけと、罰を中心としたバシバシしつけの両方が対応可能です。ただ、ご希望があっても、今はバシバシしつけはやりたくないですね。
今は、褒めるしつけがメインですが、飼い主さんがまるでトレーナーの様に上手に犬をコントロール出来るようになります。飼い主さんが、日頃散歩途中などでトレーニングをしていると、飼い主さんがトレーナーに間違われるって事、あるみたいです。
犬の動かし方をお伝えするのは、得意だと思います。
ついこの間嬉しかったのは、トレーニング競技会に生徒さんがアマチュアの部にお出になったんですね。私、元々競技会とか苦手なので自分では出ないんですけど、養成学校時代に、何回か出た程度だったんですね。でも競技会で気をつけたいポイントなどは、分かるのでその程度アドバイスした位なんです。
で、その生徒さんが私のやり方で自分なりに仕上げて競技会に出て一席とって帰ってきたという報告を受けたんですね。その時に審査員の方が『どのトレーナーについたんだ』って言ってきて、『戸田先生ですって教えてきた』って言って下さったみたいで、それがすごく嬉しかったんですけど。 |
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| 「須崎」 |
だから基本的に競技会のしつけは受けてませんとはおっしゃるけれども、知らないからやってないのではなくて、まぁ知っているけれどもやらないと。 |
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| 「戸田」 |
だからそこはちょっとビックリだったんですけど、でもお褒めのお言葉をいただけてたのはすごく嬉しかったなと思って。 |
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| 「須崎」 |
戸田先生は、「本質」がわかっているからそれができるんでしょうね? |
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| 「戸田」 |
ですかね? |
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| 「須崎」 |
そもそも戸田先生は、何で犬のしつけを始めようと思ったんですか? |
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| 「戸田」 |
子供の頃から犬が大好きだったので、犬に関係する仕事に就きたいと思っていたんです。中学生の頃「トリマーさん」という職業を知ったのですが、私自身手先の器用さに自信がもてないと難しいかなと思っている時に、専門学校でトレーナー科っていうのがあると見つけたんですね。『これだ!』と思ったのですが、中卒じゃダメだと親に言われ、一応高校に行っている間に養成学校を見つけて、それからトレーナーの世界に入りました。 |
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| 「須崎」 |
筋金入りだということですよね? |
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| 「戸田」 |
そうとう昔からはやりたいと思ってはいました。 |
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| 「須崎」 |
トレーナー歴はどれぐらいになるんですか? |
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| 「戸田」 |
今年で独立して、12年目です。 |
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| 「須崎」 |
もう長いんですね。 |
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| 「戸田」 |
はい。7ヶ月間しつけ方教室をやってる獣医さんの所で、AHTとして働かせてもらいつつ、しつけ方教室のアシスタントもやってたんですね。その後は、ドッグスクールでアルバイトさせてもらってました。それから独立。もう12年目です。 |
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| 「須崎」 |
いわゆる、ビシバシ方式と褒めてしつける方式とあると思いますけど、どのあたりから褒めるしつけを始めたんですか?
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| 「戸田」 |
結構早かったですね。養成学校時代はビシバシだったんですね。養成学校の時は褒めてしつけるとか、フードを使って誘導するなんていうのは聞いたこともなかったんですよ。卒業間近になって学校のある先生が、おやつをいっぱい使いながらやるのを見せてくれたのですが、当時の私には『何だありゃ?』っという感じでした。当時の私は、やっぱりまだバシバシするっていうのがトレーニングだろうっていうふうに思い込んでたので、おやつを見てスーッとついて行く犬を見ても、『おやつがなかったらどうせできないんでしょ?』みたいな感じで見てたんですよ。卒業する頃に『どこ就職しようか?』という話になった時に、たまたま学校に、犬関係の本を売っている男性が来てて、その方が『就職先あるよ』って、たまたま話をしてる時に言われて、それは獣医さんでしつけ方教室っていって、飼い主さんにやり方を教えるところだと。『今じゃ新しいことだからいいんじゃない?』って言われて、何だかわかんないんだけど行ってみたんですね。そしたら私達でさえ自分の担当犬動かすのはすごい大変だったのに、一般の飼い主さんが意図も簡単に自分の犬をしつけていくんですよ。『こりゃすごい』と。それは、例の先生がやってたおやつをバシバシ使いながらやっていくしつけ法だったんです。こんなに一般人ができるんだったら、『これじゃないか、私のやることは』って思っちゃって、それから変わったので、卒業と同時に褒めるしつけをかじり始めたと思います。ただ元々チェーンカラーで首に圧力を与えるやり方で、自分の担当犬を訓練してたものですから、まだそれを完全に抜ききることができなかったんですよ。一応褒めてしつけるやり方も取り入れながら両方混ぜたやり方を独立当初はやっていました。引っぱったら止まるとかターンするだけじゃなく、一々カコンってショックを当初はかけてましたね。
2年、3年は混ぜっぱなしだったと思いますけど。 |
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| 「須崎」 |
僕は正確に理解していないと思うのですが、訓練所方式っていうのは簡単にいうとどういうことなんですか? |
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| 「戸田」 |
飼い主さんではなくて訓練士が直接その犬をしつけていくという形ですよね。やり方として一般的にはチェーンカラーなどを使う方法が多いと思います。 |
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| 「須崎」 |
罰が怖いからそれはやらない、という学習のさせ方という解釈でよろしいでしょうか? |
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| 「戸田」 |
そうですね。でも訓練士だからすぐに褒められるんですよね。 |
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| 「須崎」 |
なるほど、その辺、私も含め誤解している方がいらっしゃいますね。罰がいけないんじゃなくて、罰だけで終わってしまって、褒めるが無いから、ゆがんでいくんですね。人間の子供のしつけと一緒ですね。なるほど、これでスッキリしました。 |
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| 「戸田」 |
そうなんです。プロは、ショックをかけて罰を与えた分、倍の褒め方ができるので、犬たちが引きずらないんです。ただ、褒めがうまくても受ける犬の性格が弱ければダメージの方が大きすぎて萎縮してしまう子もいます。褒めてもフォローしきれない子がいます。 |
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| 「須崎」 |
なるほど、犬の反応を観察するスキルが重要ですね。この辺は人間同士のコミュニケーションに通ずるものがありますね。ところで、すぐ褒めるっていうとコンマ何秒とかそんなスピードですか? |
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| 「戸田」 |
そうですね。私たちはもう無意識でやってますね。なにかやらかしたら、すぐもうカコンってショックかけて、すぐ『よし、できた』っていうふうに褒めてって。瞬間ですよね。 |
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| 「須崎」 |
それを飼い主さんが聞きかじりでやると、副作用も大きく出やすかったと? |
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| 「戸田」 |
そうですね。あとは飼い主さん達が自分の犬にそんな鉄の鎖をつけて苦しめる?っていうのは果たしてどうなんだろう?って思いました。やっぱりそういうのが『嫌だわ』っていう人は多かったので、『でもやらなきゃいけないんです』って最初のうちは押し切ってたんですけど、でも、自分の中でも『これ、どうなの?』って思ってて、罰の部分を抜けそうな子は抜いてみたら、実は罰なしでもできるんだっていうことに気付き、『じゃあ、罰はいらないやっ』て一時期そのショック方式を、全く逆に毛嫌いしたんですね。そしたら今度はそういうやり方では上手く行かないようなキツイ犬も来るようになったんですよ。『そんなあまちゃんだったら俺は従わないぜ』みたいな犬が現れて、それから『あー、やっぱり厳しさが必要な犬には厳しくして、そうでない犬にはやんわりと』っていうふうに両方ちゃんと対応できるようにしなければならない、『どっちがダメ』って言いきらないで、犬のタイプに合わせて対応しなきゃいけないんだなって途中で気付きました。
両極端なタイプが現れてくれたお陰で良い経験が出来て気づくことができましたね。 |
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| 「須崎」 |
それっていうのは、割合っていったら変ですけど、バシバシの方がいいという子はどのくらいいますか? |
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| 「戸田」 |
バシバシじゃないとダメっていう子はまれです。犬種で言うとシェパードとかドーベルマンとか、訓練所でも耐えていけるような犬種の子達っていうのは一般家庭であまあまでやっていると上手く行かない子が多かったですね。 |
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| 「須崎」 |
その褒めるしつけというのは、たとえばビシバシ系が罰を与えてそっちに行かせないようにするのに対して、褒めるしつけっていうのは逆で『こういうことをやるといいことがあるから、そっちをやろう』っていう感じでしょうか? |
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| 「戸田」 |
そうですね。正しい行動を褒めるから、「褒めてもらえるためにまたやろう。」って、犬に選ばせるやり方ですね。 |
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| 「須崎」 |
なるほど。ところで、今まででうれしかったり、印象的なエピソードって何かありますか? |
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| 「戸田」 |
それはもうよくなっていく様子を見るのは最高に嬉しいですよね。『あれだけじゃれて噛んでた犬が噛まなくなったんですよ。』とか『すごーいうるさかったのがうるさくなくなりました。』とか『触れるようになりました。』とか『散歩でひっぱんなくなりました。』という最初のお悩みが解決していくのは本当に嬉しいです。
私の個別レッスンを受けてたパパが、トレーニングが大好きになっちゃって、私のレッスンで基礎となるトレーニングをした後に、災害救助犬の訓練を習いに行って、
それで災害救助犬の試験に合格した方もいます。そういうふうに色んな所に行って活躍してくれる生徒さんとワンちゃんがいるとすごく励みになるというか、それはすごく嬉しいなっていうのはありました。 |
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| 「須崎」 |
なるほど、そういうエピソードはうれしいですよね。逆に、学びにはなったけれど、あの経験はこたえたなぁというエピソードはありますか? |
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| 「戸田」 |
初期の頃は喧嘩みたいになった事もありました。 |
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| 「須崎」 |
もし、お嫌でなければ教えて頂けますか? |
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| 「戸田」 |
結構ハッキリした性格なので、『何でわかんないの!』みたいな感じになっちゃって、言いあっちゃったこともあるし、泣かれちゃったともありました。 |
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| 「須崎」 |
それだけ真剣だということですよね。わかります。
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| 「戸田」 |
数年前、年配の男性のレッスンに行きました。結構頑固な方だったんです。私はそういう人達を経験してきたつもりだったので、うまくやりきれると思ってたんですけど、どうもああでもないこうでもないっていうのが気になる方だったようで、言い方は気をつけていたつもりだったんですけど、『ここは、もう少しこうですよ。』とこちらが何度もいうのが、どうもお気に召さなかったみたいで、レッスン中にぶち切れられて、説教されたことがありました。その出来事で、相手を強引に押し固めて自分の目標に合わせてもらうように追いつめちゃう傾向にあるな、ということに気付かせてもらったかなと思います。とってもショックでしたけど。 |
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| 「須崎」 |
なるほど、そういう出来事で学びを深めて、現在の様な境地にいらっしゃるということですね。
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| 「戸田」 |
あの時はすごくいやでした。『何よ!』って思いましたね。でもよく考えてみると『おっしゃる通り』という点があって、それ以降は気をつけています。今となっては、その出来事に感謝しています。 |
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| 「須崎」 |
そうすると、たとえば今からやっていく方針としては、まず、飼い主さんの要望を聞き、どの方向に行きたいのか。その上で何か役立つような提案があればこちらからし、お互いの着地点を最初に決めて、その合意のもとで、途中で軌道修正しつつ、進もうという方針でしょうか? |
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| 「戸田」 |
そうですね。 |
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| 「須崎」 |
今振り返ってみれば、言い方が悪いですが「独りよがりな点があったアドバイザー」だったような感じがするということでしょうか?でも、そのことがわかっていらっしゃいますから、強引に理想論を押しつけるようなトレーナーさんではないということですよね。それができるっていうのはすごく飼い主さんとしてもありがたいことだと思いますよ。 |
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| 「戸田」 |
今思うとあの経験は、本当にありがたかったですね。 |
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| 「須崎」 |
いい経験をしていただいてありがとうございました。ところで戸田先生は、どういうような飼い主さんに相談を申し込んで欲しいですか? |
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| 「戸田」 |
そうですね、『現在困っている方』はもちろん『これから飼おうと思っている方』にも聞いて欲しいですね。 |
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| 「須崎」 |
僕としては戸田先生には、先程おっしゃってた、飼う前の方達の啓蒙のところってものすごくやっていただきたいところがあるので、是非このページをご覧になった方は、もしお友達で『犬をこれから飼おう。だけれども、どうしたらいいんだろう?』って迷っている方がいらっしゃっても、いらっしゃっていなくても、まずこちらのページをご紹介いただいた上で、その人に『飼ってから困らないような情報を提供できる方がここにいるよ』ということをお知らせいただければと思います。それはその飼い主さんにとって最大のプレゼントになるのではないでしょうか。須崎動物病院では戸田先生を全面的にお薦めいたします。戸田先生、ありがとうございました。 |
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| 「戸田」 |
ありがとうございました。 |