元気が無い→甲状腺ホルモン投与→元気に!←原因療法?

元気が無いから甲状腺ホルモンを投与したら元気になった1

 先日、

・ペットの元気がなくなった
・動物病院で検査をしてもらった
・甲状腺ホルモンの量が少ないとわかった
・甲状腺ホルモンの薬を投与した
・ペットが元気になった
↓↓↓
「これ、原因療法になってますか? なっていない様な気がするのですが…」

というご相談を頂きました。

原因をどこまで探るかによります

なっているといえばなっておりますし、
なっていないといえばなっていないとも言えます。

原因をどこまで追求するかで、なる、ならないが決まってきます。


「元気が無い原因は甲状腺ホルモンの量が少ないから!」

これは原因となっています。


しかし、掘り下げようと思ったら、「甲状腺ホルモンの量が少ないのはなぜ?」と掘り下げられますよね?

原因療法は「なんで?」「なんで?」の繰り返し

原因療法は、この「なんで?」「なんで?」「なんで?」を「これ以上掘り下げられなくなるまで掘り下げる」ことがポイントです。


この場合だと、
・身体のどこかから
・甲状腺の機能が低下する様な指令が出ていて
・甲状腺がそれを受け取り
・甲状腺機能が低下し
・甲状腺ホルモンの分泌量が減った
・ために元気がなくなった

ということ「も」考えられます。


もちろん、甲状腺そのものに問題があることもありますが、それだって、
・何か異物があって
・それを排除しようとした結果
・甲状腺がとばっちりを受けて機能低下している
可能性があります。

甲状腺に問題がある場合と、甲状腺以外に問題がある場合

上記の二つは、
甲状腺機能は正常だが
甲状腺の内か外から機能を低下させるような影響が及ぶ
というケースですから、その根本原因を排除すれば元に戻ったりします。


しかし、その原因を放置し続けると、甲状腺機能そのものがやられてしまい、自然治癒力を用いて自力で復活することが難しい状態にまで悪化し、薬でコントロールするしかなくなったりします。


もちろん、個々のケースで「根本原因」は変わりますが、何事も行動は速い方がいいでしょう。

「例えば何が原因なんですか?」というご質問について

よく、「例えば何が原因なんですか?」というご質問をいただくことがあります。

しかし、上記にも書いたように"個々のケースで「根本原因」は変わる"ため、「●●菌です」などと「変な先入観」を作ってしまったことで、根本原因に到達するのが遅れることがあります。

「女性はお花が好きだ」という情報を信じて、初めて会う女性にバラの花束をプレゼントしたら、相手はバラアレルギーだった…なんていうことだってあるわけです。

ですから、上記のようなご質問に「こんなことが考えられます」とお答えするのは、一見親切な様ですが、そうではないのです。ペットの早期治癒のためにも、「症状は同じでも、根本原因は個々で異なりますので、原因療法に取り組んでいる動物病院で、実際に探ってもらってください」とお伝えすることが、最も誠実な対応だと考えております。

対症療法が悪いわけではありません!

薬で症状を緩和させるのはもちろん大事です。

痛い、痒い、不快などのストレスが強いと治癒力も働きにくくなることがあるからです。


ただ、症状が落ち着いている間にでも結構ですから、「根本原因を探って排除する」ことも、頭の片隅に置いておいてくださいね。

原因療法をやるときに最も重要なこと

原因療法をやるならば、「これ以上探れない所」まで「なんで?」「なんで?」「なんで?」と探ることが大事です。


でも、それってどういうこと?という方は、ぜひ、こちらのDVDをご活用下さい。

  • 愛犬・愛猫の原因不明の謎の病気の原因を探るセミナーDVD

このDVDをご覧になった方から、「自分が取り組んでいる治療法が、原因療法と思っていたのですが、対症療法だとわかり、愕然としました。でも、そこで落ち込むこと無く、原因療法に取り組むキッカケになったのでよかったです。」
というご感想を頂きました。


この様に、このDVDをご覧になることで、どんな診療を選んだらいいかの参考材料にもなると思います。

 

特に、
●この病気は体質で治らないと言われた
●薬を止めるとまた病気を繰り返してしまう
●アレルゲン検査で陽性のものを食べていないのに皮膚に症状が出ている

こんなにがんばっているのに、なかなか結果がついてこない…
という飼い主さまには、須崎動物病院で行っております「原因療法」の考え方がお役に立てるかもしれません。

 

大抵の方は「症状が出たら、症状を消さないといけない!」と考えがちです。

しかし、世の中には「原因無き症状」などございません。

症状があれば、必ず原因がございます。


薬を使っているときは症状がでないけれど、止めると再発する・・・
それは根本原因が残っているからと考えていいでしょう。

「症状が出ないように薬を続ける」のは根本的な解決ではなく、
「その子その子に応じて、原因を探して取り除いて症状が出ないようにしましょう」
という方針で治療するのが「原因療法」です。


「原因療法って何?」「興味はあるけれど、どんなことするの?」「詳しく知りたい」
という声にお応えして開催したセミナーを、DVDの教材として販売しております。

各病気に特化した内容になっていますので、それぞれの病気でお悩みの方には、きっとお役に立てると思います。

  • 愛犬・愛猫の原因不明の謎の病気の原因を探るセミナーDVD

▼原因療法セミナーはそれぞれの【病気・お悩み】に特化したテーマをご用意しております。

  • アレルギー・アトピーの謎から脂漏症・ステロイド・シャンプーの悩みまで【皮膚病】
  • 悪性リンパ腫、乳腺腫瘍、肥満細胞腫などガン・腫瘍への考え方【ガン・腫瘍】
  • 原因が分からない皮膚以外のアレルギー、IBD・自己免疫性疾患と診断されたら【アレルギー・自己免疫性疾患】
  • 腎臓、副腎、子宮、前立腺、膀胱の泌尿生殖器のトラブルには【泌尿生殖器】

当院の診療を受診する前・後にも、ぜひ、こちらのDVDを予習・復習材料としてご活用下さい。

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