何を食べたら大きく育つのか?

「私、最初の質問が間違っていたんですね…」

当院で、飼い主さんがよくつぶやくお言葉です。


人が疑問を持つ場合、
その背景には何らかの「信念」があります。


例えば、
「大きく育てたいのですが、何を食べたら大きくなりますか?」
というご質問をよくいただくのですが、
この質問が出てくる背景には、

「充分食べたら大きくなるが、
充分量食べていなかったら、大きくなれない
だから、無理矢理にでも食べさせて大きくした方がいい」

「小さいより大きい方が生き物として優秀」

という「信念」をお持ちのことがほとんどです。


ということは、
成人男性の平均身長が172センチといわれる日本で、
160センチの須崎は、かなり少食だったということでしょうか?

また、生き物として私は劣っているということでしょうか?

 

未だにこの質問に対して「ハイっ!」
とおっしゃる方に出逢ったことはございませんが(笑)
(心の中では手を上げていらっしゃるかもしれませんが)

この質問を投げかけると、
「そもそもの質問が間違っていた…」
ことに気付かれる方がほとんどです。

 

正解は、
「伸びようとするときには、お腹が空いて勝手に食べる。

 伸びる子は伸びるけれど、伸びない子は伸びない。

 確かに、必要な栄養補給がなされなければ成長しないが、
それは、今日の日本では考えにくい。

 だから、大きい子は大きく育つように生まれてきているし、
小さい子は、小さく育つように生まれてきている。」
といえるのではないでしょうか?。


もちろん、様々なケースがございますし、
詳細は個々のケースで変わりますから、
かかりつけの先生とご相談いただくとしても、

「伸びるときには食べるし、
食べさせてもらえないから伸びないことはあっても、
無理矢理食べさせたから伸びるということもない。」

「育ち盛りに、虐待のように何ヶ月も絶食させる等ということを
しなければよい。」
ということは、ご理解いただきたいと思います。


また、
「大きければ大きいほどいい」
「長生きであれば長生きであるほどいい」
というのも、
後天的にどこまで伸ばすことが出来るかは解りませんが、
少なくとも、
「小さいから生き物として考えて、ダメな生き物」
「短命だから生き物として考えて、ダメな生き物」
ではないと思います。


時々、飼い主さんが
「私が飼い主失格だから…」
と思い詰めている状況に出くわしますが、
明らかな不注意ならともかく、
飼い主さんの努力ではどうにもならない事だってあります。


そんなに思い詰めることなく、
現状で、共有する時間を楽しむことを考えていただきたいなと思います。

 

大きくなる子は大きくなるし、
小さい子は小さいし、
長生きなこは長生き、
短命な子は短命と、
何を食べたからといって、そう大きく変化することではないこともあります。


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