急に痩せたけれど、筋肉が減ったような気がする…

当院ではよくあることなのですが、
1)食事内容が十分ではない
2)運動量が少ない
3)エネルギー消費が激しすぎる
「など」の原因が考えられます。

1)と2)については、APNAのマンスリー・コラム(2012.09)でお話しさせていただきました。
↓↓↓
http://www.apna.jp/column/vol41.html


ここでは、3)についてお話しさせていただきます。


3)エネルギー消費が激しすぎる

正常でない状態になると、
何でもかんでも「食べ物で何とかしよう」という方がいらっしゃいます。

それが良いとか悪いと申し上げているのではないのですが、
そういう方は、当院にいらっしゃるまでに

肉や魚の割合を増やしてみよう!
などの工夫はしていらっしゃることがほとんどです。


それでうまく行かなかったときに、
食餌の割合を「さらに工夫」したら何とかなるのではないだろうか?
と思う方が少なくないようですが、


須崎は「そこではない」とそこで思うわけです。


と、私が申し上げると
「ケチっ!」
と思われるのか、
ご自身でさらにネットで調べて、
「加水分解済フードで肉付きがよくなった♪」
という記事を見つけ、
試しに食べさせてみると…


確かに肉付きが良くなる!


「何だ須崎!こんなことも知らないのか?」

と思われるそうです。


ちなみに、
加水分解済フードは吸収率が高いために、
結果的に肉付きがよくなります。

大抵の方は、
「肉付きがよくなればそれでよい」
と思われるようですが、


須崎は
なぜ「急に」筋肉が落ちたか?


が重要で、
そこを解決しなければ、
一時的に「改善」した様に見えても、
原因がそのままならば、じきにその「解決方法」が有効でなくなるときが来る
可能性があると思うのです。

 

そうすると、先の様なケースでは、
「しばらくすると」
「加水分解済フード」でも体重が減っていく…
という事態になり、
その頃には、
「自力で戻すのが大変な状況」になっていたりします。


そうすると、
「すみません、
一時的に筋肉が付いたのですが、
また痩せてきました、どうしたら…」
などと「ケチッ!」と思った相手に
きかなければならなくなってしまうのです。


この場合、原因は個々で様々です。
消化液の分泌が不十分→吸収不良
体内に何らかのエネルギー消費の激しいことが起こっている
などが考えられます。


そうすると、
極端な話、原因によっては、
「口内ケアをしたら、体内の炎症反応が落ち着いて、
その結果エネルギー消費が正常になり、
また筋肉が付き出しました!」
ということだってあるのです。

 

もっとも、その根本原因を解決するのは獣医師の仕事になりますが、
痩せたから食べれば解決
というわけではないことだってあるのです。


思う結果が得られなかったら、
「見立てが間違っていたのかもしれない」
と考えて軌道修正することは非常に重要です。

 

「時の時に時のことをする」


大切なことです。

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