母だから可能なコミュニケーションがある

もうすぐ2歳の次男は、大の車好きです。

まだ、「会話」は成立しませんが、
いろいろ理解し、いろいろ伝えたい欲求にかられているようです。

現時点で
救急車のことを「キッキ」
宅急便の車のことを「タッキ」
バスのことを「バブー」
と表現しております。

先日、妻が用事で出かけるときに、
自宅で子守をしていたとき、
靴下を持ってきて
家の外を指さし
「家の外で車を見たい!」っぽい要求をしてきました。

そこで、次男を抱きかかえて外に出たら、
偶然救急車が通り、

「キッキ!、キッキ!」

と大はしゃぎです。


それから、
私には車種名の解らないワゴン車が通過するのですが、
それを「キッキ!」
と言うわけです。

しかも、得意げに…。


何だろうと思ってその晩、妻に聞いたら、

「たぶん昼に見た救急車の車種がエルグランドだったのよ。
それで、エルグランドを見て、
あれはさっき通った救急車と同じ車種だといったんだと思うわ。」
とのこと…。


まさか、
「キッキ=あれはさっき通った救急車と同じ車種のエルグランドです」
だったとは…。


この様に、
会話が出来るわけではないが、
言語によらない手段で、コミュニケーションを取る
経験をすると、日常経験することも違った見方が出来る様になります。


私の知り合いで、今現在、病院で寝たきりになっている方々がいらっしゃるのですが、しゃべれないからといって語りかけないのではなく、解らないかもしれないけれど語ってみると、「涙を流す」という反応をしてくれることもあります(思い込みかもしれませんが…)。


ここまでお話ししたら感の良い方はお気づきかと思いますが、
ペットが病気になったとき、
飼い主さんの言葉なのか、
言葉に付随する「思い」なのか、
何かは解りませんが、ペットには伝わる可能性があります。


飼い主さんが「不安でいっぱい」なとき、
その不安はペットにも伝わり、
「あのー、大好きな飼い主さん、僕、いなくなった方が良いのではないでしょうか?」
なんて思われたりしているかもしれません。


不安な状態は、ペットの治癒力を妨げるかもしれません。

逆に、リラックスしていると治癒力が高まるとも言われております。

いずれにしても、
頭に不安を沢山抱えているよりは、
不安や心配が少ない方が、
看病する側にとっても、される側にとっても良さそうです。


そのためには、知識も大事ですが、
「感じ取る姿勢」
「思いやる気持ち」
が重要かと思います。


我が家でも、次男が赤ちゃんの頃、泣いたとき、私がオロオロしていると、妻は冷静に
「これはお腹が空いている」
「これはオムツ」
などと適宜解釈・判断・行動するという、
超能力者の様な能力が備わっていました。

「ずっと一緒にいればそのうち解る」
彼女が言ったこの一言に全てが集約されている様な気がします。


「知識を沢山学んで、正しい飼い主になろう!」


それは大切な姿勢だと思いますが、
知識があるから正しい解釈・判断・行動ができるとは限りません。

知識ばかりではなく、「感じ取る」こと「も」大事なのではないでしょうか?


こういうしぐさをしたら「こう言っている」
ああいうしぐさをしたら「ああ言っている」
を沢山覚えることはもちろん大事なのですが、
ご自身の直感を信じてみてもいいのかもしれないと思う事が時々あります。


飼い主さんにしか出来ない「対話」があると思います。
難しいことを考えずに、目と目を合わせて、
対話してみるというオプションを意識的に選択・実行してみるのもよろしいのではないでしょうか?

もちろん、それを「全て」にしてはいけないと思いますし、
異常を感じたら、かかりつけの先生に相談なさって下さいね。

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