病気・症状
困った時はココ
診療の方針
診療について
- 診療・相談は5種類
- めじろ台診療(八王子)
- 電話相談
- フォトチェック
- 健康診断
- 移動式診療
- 往診
- バイオレゾナンストリートメント├ 受診中の愛犬・愛猫用
└ 季節パック(元気な子/
受診してない愛犬・愛猫用) - プロによるしつけ・食事相談
- 対応できないこと
- 診療前の写真撮影方法
手作り食
サプリメント
フード
実践で役立つ学び
抗生剤を使って治った→
薬を止めて数日経ったら再発した…なぜ?

須崎動物病院には、
===
抗生剤を使って犬猫の不調が治ったのですが、薬を止めて数日経ったら再発してしまい、かかりつけの先生にそのことを報告すると「体質」ですねと言われてしまいました。でも、それが納得できないので、なぜこのようなことになるのか?調べてほしいです。
===
というご依頼が毎週のようにあります。
同じ事を繰り返すのは原因が残っているから
一般的には、症状が落ち着くと治った解釈するのがほとんどだとおもいます。
そして、再発するということは体質だから、生涯薬でコントロールしようというアドバイスはわりと普通だと思います。
しかし、原因療法的には、
===
再発するのは原因が残っているから
===
というだけのことであり、その原因を減らすことなく症状だけ消そうとするから、同じことが繰り返されると解釈します。
抗生物質で症状が落ち着くということは…
まず、抗生物質で症状が落ち着くということは、その症状には細菌が絡んでいると考えられます。
そして、抗生物質を止めると再発するということは、おそらくその細菌がまた増えるような状況が体内あるいは生活環境内にある可能性が考えられます。
実際、口内ケアをし始めてから、皮膚の湿疹が出なくなったという、風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話は当院では珍しくありません。
また住環境の掃除を徹底し、清潔にするようにしたら、再発しなくなったというケースも珍しくありません。
また、お子さんが小児喘息(慢性気管支炎)で、一生薬が手放さないといわれていたので、人間の原因療法の病院に行っていただき、慢性気管支炎の原因を減らしたら、体調が良くなり、薬を飲まなくても平気な状態になり、そのせいかどうかはわかりませんが犬の不調もそれ以降無くなったというケースもありました。
「体質」というレッテルを受け入れる?受け入れない?
いずれにしても、物事には必ず原因があります。
症状が出るということは必ず何か原因があるのです。
ずっと症状が消えないからというだけで「体質」と安易に決められると、それで安心して一生薬でコントロールする選択を受け入れる方もいらっしゃいますが、それは納得いかない!受け入れがたい!と思う人もいます。
どちらが良いとか悪いとかということではないですし、個人的にはどっちでもいいと思っています。
ただ、もし体質とレッテルを貼られることに納得がいかないと思われるのでしたら、原因療法を通じて
●なぜこの症状が出ているのか?
●その根本原因はどこにあるのか?
●またどこからやってくるのか?
などを調べて、
●効果的に対処して
●どんな結果につながるか?
を観察するのもひとつでしょう。
須崎動物病院では、原因療法を通じて、なぜこの症状が出るのか?どこに何がどれくらいあって、何を使ったらそれが減るのか?を探って、その根本原因を「自力で処理できる位のレベル」にまで減らして、症状が出続ける理由をなくせないだろうか?という診療を心がけております。
なお、ひとまず寝床をきれいにすることは意外と改善の突破口になることが多いので、こちらの教材を利用して、住環境を整えることをまずは試してみてください。