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早期発見の重要性
多くの飼い主さんは、 早期発見の重要性をご存知です。
そして「愛犬・愛猫の不調を早期発見するために、飼い主が気付けるサインはなんですか?」と質問をなさいます。
しかし、サインとは症状です。
症状は、体内の免疫系が反応していることを意味します。
早期発見はサインが出た頃には遅いかも…
という事は、飼い主さんが気付けるようなサインが出る頃にはもう、体の中の状態はこじれかかっている可能性が高いのです。
しかし、「いやいや、血液検査やレントゲン検査等などの西洋医学的検査でわかるじゃないか!」と思われるかもしれません。
血液・レントゲン検査で早期発見?
しかし、血液検査でわかる事は、体の中ので大火事が起こっていますということですし、レントゲン検査でわかる事は、体の中の何らかの形態変化がわかるだけで、「なぜ体の中で血液検査の数値が異常値を示すのか?」とか、「なぜその形態変化が起こっているのか?」はわかりません。
あなたの周りにもきっと「わけのわからないことを言って他人を困らせる人」がいるでしょう。
しかしそれは状況にもよると思うのです。
例えば酒を飲んで酔っ払ってわけのわからないことを言っているのでしたら、それはまぁ仕方ないとなるでしょう。
しかし、シラフで普通なのに言ってることがわけがわからないとなると、これは困った人だなぁとなります。
それと同じで、血液検査やレントゲン検査等でわかる事は、「何かが起こっていることがわかる」のですけれども、なぜそれが起こっているのかはわからないのです。想像するしかないのです。
この症状の原因は何がどこから?
その点、東洋医学では、身体全体を探っていく診療をしていきますので、「この症状の原因はどこから来るのか?」という探り方も出来ます。
この技術があれば、表面に症状が出てくる前に「内部の不調」を推定することが出来ます。
こう考えると、早い段階で対処するのは、西洋医学的な手法ではなく東洋医学的な手法だということがご理解いただけると思います。
お腹に毛が生えていないのは皮膚に問題?
実際、東洋医学的に探ると、「この症状の根本原因は一体何なのか、どこから来たのか?」を探ることによって、本質的な解決になることがあります。
例えば、このように「お腹に毛が生えてない猫」がいたとします。

通常この場合、お腹の皮膚の状態を問題視することが多いのですが、原因療法的に調べてみれば、
1.皮膚の問題なのか?
2.皮膚以外から皮膚に影響が及んでいるのか?
が探れます。
加えて「何が原因なのか?」を推定することも出来ます。
そしてその推定された原因を推定された場所から取り除いてみると、この様に毛が生えてくる「こともある」のです。

もちろん、何が原因でどこの場所にあるかは個々で異なりますので、一頭一頭調べていただくしかありません。
そして例えるなら「放火犯が侵入した段階で察知できる技術」と、「大火事になってからしか反応しない火災報知器」のどちらがいいかは、飼い主さんにご判断いただくしかありません。
ただ、私だったら、飼い主さんが最初にアプローチすべきは、症状が出る前に探れる「原因療法」的かつ東洋医学的なアプローチであり、状態がこじれて、自力で修復ができるレベルを超えてしまったら、薬や手術などの西洋医学的な大きな力を使って立て直すことが理想的な流れではないかと思います。
東洋医学→西洋医学
以上のように、定期的なチェックや「ん?」と感じたときは東洋医学的アプローチを!そしてそれで解決できないほどこじれた場合は西洋医学的なアプローチを「併用」していく、というふうに、動物病院を使い分けることをお勧めします。
須崎動物病院も開設20周年を迎え、原因療法に取り込み出して12年が経過しました。
これからも、改善例がないといわれている病気、「もう打つ手がありません」と言われたり、余命宣告をされた病気を持った犬猫たちに、一頭でも多く救いの手を差し伸べられるように、日々精進いたします。
また同時に、ちょっとした成功体験で、思い上がったりしないよう、初心を忘れず、気を引き締めて、油断・慢心せず、一頭一頭丁寧な診療で、これからも頑張って いきます。
八王子、札幌、仙台、大阪、福岡、大分、鹿児島
なお、須崎動物病院は、東京都八王子市にある本院の他に、
札幌(3月、7月、11月)
仙台(1月、5月、9月)
大阪(2月、4月、6月、8月、10月、12月)
福岡(2月、4月、6月、8月、10月、12月)
大分(2月、4月、6月、8月、10月、12月)
鹿児島(2月、4月、6月、8月、10月、12月)
でも移動式診療を行っております。
もし、原因療法的かつ東洋医学的診療をしてくださる動物病院がお近くにない場合は、申し込み順ではありますが、上記で対応致しておりますので、ご活用下さい。
詳しいスケジュールはこちらをご参照ください。