愛犬・愛猫を亡くして「自分はもっとやれたのでは?」と自責の念にかられている飼い主さんへ

あなたは出来るベストを尽くした!

死者に対する最高の手向けは、悲しみではなく感謝だ
by ソーントン・ワイルダー

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The highest tribute to the dead is not grief but gratitude.
by Thornton Niven Wilder
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ペットが亡くなると、「私の力不足で…」とご自身を責める飼い主さんが多いのですが、本当にそうでしょうか?
確かに、ペットが何らかのサインを出していて、それを見逃した可能性はゼロではないかもしれません。

しかし、いつもそばにいる飼い主さんが気付かない様な微妙なサインであれば、それは仕方ないことだったのではないでしょうか?

あなたは病気の専門家ではない!

まず、飼い主さんは獣医師ではありません仮に飼い主さんが気付けたとしても、重症な場合の対処は飼い主さんには無理です。

また、何か勉強して将来的に察知できるようになったとしても、必要な対処をしてもらえる獣医師の所に連れて行けなければ難しいものです。

そして「その時点でベストを尽くした結果であればそれは仕方のないことだと思います。

完璧な人間などいない

人はどんな立場でも完璧ではありません。獣医師とて、完璧を目指して日々精進しておりますが、完璧ではありません。何をするにしても限界はあります。

飼い主さんが振り返って、「もっとできることがあった」のならば、悔しいお気持ちになるのはわかりますが、えてして急に亡くなる様な状況では、獣医師の緊急処置とて、救えたかどうかはわかりません。
大切なペットが急に亡くなったことで、心に空いた穴が埋まるまでは時間もかかるでしょうし、悲しい気持ちを押し殺すのは難しいことです。

しかし、だからといって、ご自身を責めたりするのは、どうか、どうか、お止めになってください

それよりも、共に暮らした楽しい時間を振り返り、お互いの生ある一時期に、時間を共有出来たことに、感謝の気持ちを伝えてあげてください。「一緒に過ごせたこと、ありがとう。」その一言で、ペットも安心して虹の橋を渡れるのではないでしょうか?

仕事で忙しかった方の愛犬が急死…

かつて、仕事で忙しかった飼い主さんが、愛犬が突然具合が悪くなり、たった一日で亡くなったというケースが何例かございました。
そんなとき、飼い主さんは、ご自身を責められることが多いものです。

確かにそんな経緯に対していろいろなご意見もおありでしょう。
中には、その悲しみの最中にある方に無神経きわまりないのですが、厳しい言葉を浴びせる方もいらっしゃいます。

しかし、どんな家庭にも事情があり、タイミングがございます。

人も犬も、猫も、フェレットも、死亡率100%!いつか必ず生命の終わりがやって来ます。
仮に何も出来なかったとしても、「死んでしまえ」と思って放置していたわけではなく、それはそれでできる限りでのベストを尽くしていての結果です。

たとえ明らかに不十分だったとしてもです!


ですから、周りもそんな事情の方を責めたりせず、そして、ご自身でも責めたりしないことを
切に願います。

あなたは出来る範囲でベストを尽くした!

くどいようですが、あなたは出来る範囲のことはやったのです!ご自身の努力を認めてあげてください!

そして、「一緒に時間を過ごしてくれてありがとう!」「思い出をありがとう!と感謝の意を笑顔で伝えてください
それが、旅立った我が子に対する最高の手向けなのですから。

ですから、周りもそんな事情の方を責めたりせず、そして、ご自身でも責めたりしないことを切に願います。

 

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