調子が悪いペット、様子を見る?動物病院へ連れて行く?

愛犬・愛猫の調子が悪いとき、

様子をみたらいい?
動物病院に連れて行った方がいい?

という相談を受けることが多いので、
最近、セミナーでしているお話しをご紹介いたします!

最悪の事態になったときに後悔しない方を選択する!

究極の選択をする場合の秘訣は、

最悪の事態になったときに後悔しない方を選択する!

です。


そのためには、目先の症状だけでなく、

最終的にどうなることが良しとされ、

どうなることが好ましくないかを

明確にしておくことが重要です。

 

例えば、症状が出たときに様子を見る場合、

「死ぬこと」が好ましくないのであれば、


===
この症状は様子を見る決断をしたが、

様子を見た結果、死んでもしかたない!

それは受け入れるのだ!
===

と決断したことになります。

 

「いや、それはないでしょ…(笑)」

でも、自分の判断に不安を感じるなら

かかりつけの動物病院の判断を仰げば良いのです。

 

この場合、あなたが獣医師でない限り、


===
死なれるのはイヤ!

診せに行くのもイヤ!
===

同時には成立しないのです。

 

そもそも、初期サインを見過ごしたから、こじれたという現実があるのです!

突然具合悪くなるわけではない!

突発的な怪我は別として
(それすら原因があるという視点もございますが)、

目に見える具合の悪さには必ず原因があります。

 

そして、目に見える前に、いくつかの前段階があり、

必ずそれを経て不調につながります。

小さな力が徐々に大きくなる!

そこ最初はアリが小さなハートをいじる程度の「些細な出来事」でした。

その小さなハートが倒れ、

次のちょっと大きなハートを倒し、

またそれが次のちょっと大きなハートを倒し、

またそれが…


を繰り返して、

最後の大きなハートにもたれかかり、

限界を超えると右端の一番大きなハートが倒れる…

しかも、最初のハートはアリでも支えられましたが、

右端のハートをアリは支えられません。

薬を止めると再発する理由とは?

ただ、右端の大きなハートが倒れて

薬等のつっかえ棒で支えたとしても、

その手前までのハート達が倒れてもたれかかってきていますから、

 

薬を止める(つっかえ棒を取り除く)と、

もたれかかってきているが故に

また倒れるということになります。

 

このように、原因が残っている限り、

症状が出るのは仕方のないことです。

 

ただ、一方で、次の様な原理原則もあります。

身体には常に元に戻ろうとしている

身体には自然治癒力が備わっていて、

何もしなくても勝手に元に戻ろうとする力が働いています。


ですから、アリが倒したハートから、最後の手前までくらいのダメージは、

勝手に元に戻そうとします。

 

ところが、

アリが一番大きなハートを支えられないように、

自然治癒力も大きなハートが長期間にわたって不安定になると、

その力が消耗し、充分機能しなくなることがあります。

 

そんなときはやはり、

薬や手術などのサポートが必要になる場合があります。

あなたが下した最終判断の結末を受け入れられるかどうか?

もし、あなたが下した最終判断(受診する or 受診しない)

により導かれた結果(例えば、最終的に苦しんで亡くなった)

に対して「私が下した決断の結果だ、いたしかたない!」

と受け入れられるならば、それでいいでしょう。

 

しかし、もし、

「なんて決断をしてしまったんだ…」

と後悔しそうなら、動物病院で判断を仰いでください。

 

どんなに微妙でも、

受診した結果「連れて行くほどのことではなかった」

としても、


「この様な状態は連れて行くほどのことではない可能性が高い」

と学ぶことができるわけですから、

わからなければ連れて行く方が、

学習経験を蓄積できるので

よろしいのではないかと思います。

 

わからないことを判断しろというのは難しいものです。

そして、二頭、三頭と育てた方は、

連れて行くべきかどうかの勘所が掴めてくるものです。

 

ムダと思わずに、

判断基準の学習の機会と考えて、


判断に迷ったら様子を見ずにかかりつけの先生の所を尋ねる

を実践してみてください。

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